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先日、図書館でこんなチラシを見つけました。
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具体的にいつだったか忘れましたが、
名称が「愛知県陶磁資料館」から「愛知県陶磁美術館」へ変更になることが発表になりましたよね。
公式HPの基本理念のページに書いてあります。

愛知県陶磁資料館のことを初めて知る方は、
愛知県陶磁資料館の公式HPはこちら
公式フェイスブックもあるので要チェックです!

この名称にすることによって、
どのような効果があるのかは変更してみないとわかりません。
「美術館」と付けたことにより、
美術館と利用者の距離が縮まり、
より多くの利用者にちょっと遠くても(と言いつつ、わたしは遠いと感じませんが)実際に足を運んでいただき、
展覧会、陶芸体験、何といっても茶室を楽しんでいただけるといいですね。

わたしの周りからは、
・「陶磁資料館」だと説明しにくい
・他の陶磁器専門の美術館との差別化がわからない
という声をよく聞いていたので、
名称に「美術館」と付けるだけで、ちょっとは距離が近くなるのではないかと思っています。

みなさまにとって、愛知県陶磁資料館はどのような存在でしょうか。

わたしからみる愛知県陶磁資料館は、
・広大な土地にさまざまな楽しむポイントがあること
・一人で来るより大勢で来たい
・常設展の作品の入れ替えはめったになく、いらっとすることもあるけれど、行くたびに発見のある作品を展示している。初めて足を運ぶ人はぜひ常設展ボランティアの解説を体験してほしい
・企画展には、出品リストが持ち帰りできなかったり、展示の波はあるけれど、答えを示すのではなくて、ヒントを与えてくれる展示が多い。だから、さっと見て終われない
・茶室が好き!!癒される!
・なんといっても「受付」「監視員」「ボランティア」の対応と、雰囲気が素敵
という点を挙げることができます。

近年では、広報に力を入れていて、
こどもに向けてリーフレットがあったり、
わかりやすい表示が増えてきた気がします。
最近、公式HPの展覧会のページが見やすくなっている印象が。

ただ、上記にも書いたように、
広大な土地にいろんな楽しむポイントがあるので、
初めて足を運ぶ人、愛知県外の人、外国からの旅行者等には、
楽しみ方が伝わりにくいかもしれません。

今回名称を変更することで、どのように美術館として変わるのか楽しみです。
変わってほしいところもあり、
変わってほしくないところもあり、
ちょっぴり複雑ですが、
いつも足を運ぶたびに元気をくれる美術館なので、これからも応援したいと思います。
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by shijimi0522 | 2013-03-25 00:30
佐藤晃子さんの新刊が出ました!

著書のタイトルは、『アイテムで読み解く西洋名画 』。
Amazonのページはこちら

西洋美術の作品、とりわけ宗教画には、さまざまなモチーフが登場します。
そのモチーフをひとつひとつ分析できるのは、美術史を専攻している(していた)、専門家ではないと難しいです。
わたしは、美術史を専攻していましたが、西洋美術ではないので、大学時代に授業で習ったり、友人が研究している範囲じゃないと、把握できていません。お恥ずかしながら。

もちろん、美術館の楽しみ方、作品の見方や対峙の仕方は、各々の自由です。人に強制されることではないと思います。
でも、たまに西洋美術の作品に出会って、
「この作品の花ってやたら多くない?」「この作品になんで鳥がいるの?この作品の邪魔なところにいないで!」と思うことはありませんか。
作品と対峙したときや図版をみたときに、このモチーフはどういう意味なの!!!!!とモヤモヤしたときに、この著書を開くと、ヒントが書かれています。
「植物」「動物」「静物」「肉体」とカテゴリーがなされているので、見つけやすいですし、他のページを覗いてみたくなります。
西洋美術の展覧会は、日本でも結構開催されていますので、足を運ぶ前に予習として読むのもいいかもしれません。

今回の著書は、アールカラーなのに、1680円と破格の安さです。
購入する側にとっては、有り難いですよね。

ご興味のある方はぜひ手に取ってみて下さい♪

佐藤さんの著書を拝読させていただくと、
いつもわたしの専門である東洋美術版をつくりたい!と思ってしまいます。
そのくらい佐藤さんの著書は、わかりやすく、もっともっと知りたくなります。
プチジェラシー(笑)
わたしもいつか!!
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by shijimi0522 | 2013-03-21 23:50
山下先生の連続講座第三回が先日終了しました。

月イチで三ヶ月連続の講座で、たいへん短く感じましたが、
この名古屋に山下先生がいらして下さり、
日本美術(江戸絵画)についてレクチャーしてくださって、
嬉しかったです。

東京に居たときは、
二ヶ月に一度くらいのペースで山下先生の講演会にお邪魔できていたけれど、
こっちに来てからは日本美術が東京より定着していないし、
西洋美術中心なので「くー(涙)」となっていました。

山下先生が本展に携わり、こうして連続講座をもっていただけたことは、
この地で日本美術が広まるきっかけになったと思います。
また、今回連続講座に参加して、
日本美術をこんなに愛してくださっている方がいらっしゃるのだと実感しました。

★☆

第三回目で、最終回となる今回の連続講座では、
・円山応挙展に出品している作品分析
・江戸絵画における円山応挙の立ち位置
・今後の展望
を中心にお話しをされていました。

このブログでは、「円山応挙展」@愛知県美術館のものだけピックアップします。

●会場のこと

会場は暗めになっている。一点一点浮きだつようにライティングしている

●円山応挙

・写生
・デザイン的
・中国絵画の洗礼を取り込んでいる
・注文制作に真摯に取り組んだ
・プロフェッショナルとしての技量をつきつめた

●作品

《雨竹風竹図屏風》@圓光寺
・今後展示されることはないぐらいのものだからぜひ見てほしい

《雪松図屏風》@滋賀県立近代美術館
・屏風自体が発光しているようにみえる
・今までこの作品をみてきて、今回の展示で一番よく見えた(展示の仕方がよかったという意味で)

《白狐図》@個人蔵
・今回の展示の中で一番欲しい作品かもしれない
・眼のところに金
・狐自体が妖気漂う女性みたいな
・個人蔵で今回展覧会に初出品

《三美人図》@徳願寺
・眼の描き方写楽そっくり
・この顔のパーツは写楽の匂いがする

《富士三保図屏風》@千葉市美術館
・挑戦的
・実験的
・富士山は型にはまっている

《郭子儀図襖》@大乗寺
・ここ描かれている筆をもった子供は、円山応挙の肖像画似ている。絵の中に自分を入れていた。子供の風貌が円山応挙っぽい

●落款

「洛陽」「平安」落款
・地方から依頼されたことを示す

★☆

第二回と今回で、
わたしの専門分野の1つである東洋美術、その中でも中国美術と円山応挙の比較についてのお話しがありました。たいへん勉強になりました。

もっともっと時間があればいいのに。
質問したいことあるのに。
というくらい充実した全三回でした。
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by shijimi0522 | 2013-03-19 10:15
御園座演劇図書館と同じ演劇専門の図書館である「松竹大谷図書館」はご存知でしょうか。

松竹という名がついている通り、
松竹株式会社が演劇と映画の専門図書館として設立し、
2011年6月から公益法人として運営されています。

その松竹大谷図書館の閲覧室にて、
つい先日まで御園座に関する展示が開催されていたとのことです。
拝見したかったです。
公益財団法人松竹大谷図書館ニューズレターのNo.180(2013年3月) に詳細が掲載されています。こちら

第31回 松竹大谷図書館所蔵資料展示
「御園座」展
2013年3月1日~3月15日
松竹大谷図書館閲覧室

その他、
松竹大谷図書館の公式HPの「刊行物:公益財団法人松竹大谷図書館ニューズレター(新着資料案内)」は、PDFにて見ることができます。興味のある方はぜひご覧ください。
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by shijimi0522 | 2013-03-17 23:28
先日、山種美術館で開催中の展覧会「琳派から日本画へ-和歌のこころ・絵のこころ-」へ。

久しぶりの山種美術館でしたが、予定が押していて、1時間も滞在できず…。

展覧会は、
掛軸や屏風の作品が多く、
展示ケースに統一感があるため、
同じ視点で作品と対峙することができる。
ただ、展示ケースのガラスが反射してしまうのが残念でした。

今回の目的は、
わたしの学生時代の研究と絡んでいた、
酒井抱一の《秋草鶉図》を拝見することでした。
この作品は、重要美術品として指定されており、ここ近年では、2-3年に一度出品されていると記憶していますが、展示期間が短いので、拝見したことがない方も多いかもしれませんね。
作品と対峙して、
・コンパクトの世界に、鑑賞する側を誘導するようにモチーフを配置している
・飛んでいる鶉の羽根の内側まで精緻に描いている
・鶉の名手として有名な土佐光起と筆致は似ているが、酒井抱一の作品には秋草と鶉がお互いに遊んでいるようなドキドキ感がある
などを感じました。
土佐光起の鶉の作品と展示するとどういう風に見えるのかな。

展覧会のあとは、1階のカフェで和菓子とサイダーをいただきました♡
幸せー。
和菓子教室に通っているので、美味しい和菓子に出会うと、どうやったら作れるのかを考えてしまいます。
山種美術館にお邪魔すると、必ず和菓子を食べたくなる。
次回お邪魔するときを楽しみしてます!
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by shijimi0522 | 2013-03-11 00:14
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