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「岩瀬文庫」をご存知でしょうか。

愛知県西尾市にある日本初の古書ミュージアムです。

愛知県民でも、「知らない」「行ったことがない」人が多いと思います。

岩瀬文庫のHPはこちら

いまや博物館、図書館ではないところがないぐらい定着しているボランティア活動が、この岩瀬文庫にもあります。

このたび、岩瀬文庫ボランティアの活動が、第15回 図書館サポートフォーラム賞を授賞することになったそうです。詳細はこちら。愛知県民として、大変嬉しく思っております。

さて、
岩瀬文庫ボランティアとは?

岩瀬文庫ボランティアのHPによると、ボランティアの数は、50名ほどなので、人数を拝見する限り、すごく多いとは言えませんね。

わたしが岩瀬文庫ボランティアを拝見する限り、
・活動の幅の広さ
・役割分担の明確さ
・ボランティアとしての自覚と地域貢献のアツい思い
だと思います。

ボランティアとしてこのミュージアムにどう貢献するのか、
自分のスキルアップのために何が必要なのか、
などをひとりひとり明確に把握されているのではないかと感じます。

愛知県内には、
多くの博物館や図書館がありますが、
もっと注目されるべき、参考にするべき、
ボランティアのあり方がここにはあると思います。
ボランティアの活動状況について、こんなに詳細にHPに公開しているのも珍しいです。

岩瀬文庫では、
展覧会や岩瀬文庫講座のプログラムが大変充実しているので、
ご興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
HPのデザインは…ですが、そこで判断しないで、足を運んでいただきたいです!!!

岩瀬文庫については、現在調査している最中なので、またお伝えできることがあれば発信していきます。
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by shijimi0522 | 2013-04-01 20:59
先日、図書館でこんなチラシを見つけました。
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具体的にいつだったか忘れましたが、
名称が「愛知県陶磁資料館」から「愛知県陶磁美術館」へ変更になることが発表になりましたよね。
公式HPの基本理念のページに書いてあります。

愛知県陶磁資料館のことを初めて知る方は、
愛知県陶磁資料館の公式HPはこちら
公式フェイスブックもあるので要チェックです!

この名称にすることによって、
どのような効果があるのかは変更してみないとわかりません。
「美術館」と付けたことにより、
美術館と利用者の距離が縮まり、
より多くの利用者にちょっと遠くても(と言いつつ、わたしは遠いと感じませんが)実際に足を運んでいただき、
展覧会、陶芸体験、何といっても茶室を楽しんでいただけるといいですね。

わたしの周りからは、
・「陶磁資料館」だと説明しにくい
・他の陶磁器専門の美術館との差別化がわからない
という声をよく聞いていたので、
名称に「美術館」と付けるだけで、ちょっとは距離が近くなるのではないかと思っています。

みなさまにとって、愛知県陶磁資料館はどのような存在でしょうか。

わたしからみる愛知県陶磁資料館は、
・広大な土地にさまざまな楽しむポイントがあること
・一人で来るより大勢で来たい
・常設展の作品の入れ替えはめったになく、いらっとすることもあるけれど、行くたびに発見のある作品を展示している。初めて足を運ぶ人はぜひ常設展ボランティアの解説を体験してほしい
・企画展には、出品リストが持ち帰りできなかったり、展示の波はあるけれど、答えを示すのではなくて、ヒントを与えてくれる展示が多い。だから、さっと見て終われない
・茶室が好き!!癒される!
・なんといっても「受付」「監視員」「ボランティア」の対応と、雰囲気が素敵
という点を挙げることができます。

近年では、広報に力を入れていて、
こどもに向けてリーフレットがあったり、
わかりやすい表示が増えてきた気がします。
最近、公式HPの展覧会のページが見やすくなっている印象が。

ただ、上記にも書いたように、
広大な土地にいろんな楽しむポイントがあるので、
初めて足を運ぶ人、愛知県外の人、外国からの旅行者等には、
楽しみ方が伝わりにくいかもしれません。

今回名称を変更することで、どのように美術館として変わるのか楽しみです。
変わってほしいところもあり、
変わってほしくないところもあり、
ちょっぴり複雑ですが、
いつも足を運ぶたびに元気をくれる美術館なので、これからも応援したいと思います。
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by shijimi0522 | 2013-03-25 00:30
佐藤晃子さんの新刊が出ました!

著書のタイトルは、『アイテムで読み解く西洋名画 』。
Amazonのページはこちら

西洋美術の作品、とりわけ宗教画には、さまざまなモチーフが登場します。
そのモチーフをひとつひとつ分析できるのは、美術史を専攻している(していた)、専門家ではないと難しいです。
わたしは、美術史を専攻していましたが、西洋美術ではないので、大学時代に授業で習ったり、友人が研究している範囲じゃないと、把握できていません。お恥ずかしながら。

もちろん、美術館の楽しみ方、作品の見方や対峙の仕方は、各々の自由です。人に強制されることではないと思います。
でも、たまに西洋美術の作品に出会って、
「この作品の花ってやたら多くない?」「この作品になんで鳥がいるの?この作品の邪魔なところにいないで!」と思うことはありませんか。
作品と対峙したときや図版をみたときに、このモチーフはどういう意味なの!!!!!とモヤモヤしたときに、この著書を開くと、ヒントが書かれています。
「植物」「動物」「静物」「肉体」とカテゴリーがなされているので、見つけやすいですし、他のページを覗いてみたくなります。
西洋美術の展覧会は、日本でも結構開催されていますので、足を運ぶ前に予習として読むのもいいかもしれません。

今回の著書は、アールカラーなのに、1680円と破格の安さです。
購入する側にとっては、有り難いですよね。

ご興味のある方はぜひ手に取ってみて下さい♪

佐藤さんの著書を拝読させていただくと、
いつもわたしの専門である東洋美術版をつくりたい!と思ってしまいます。
そのくらい佐藤さんの著書は、わかりやすく、もっともっと知りたくなります。
プチジェラシー(笑)
わたしもいつか!!
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by shijimi0522 | 2013-03-21 23:50
山下先生の連続講座第三回が先日終了しました。

月イチで三ヶ月連続の講座で、たいへん短く感じましたが、
この名古屋に山下先生がいらして下さり、
日本美術(江戸絵画)についてレクチャーしてくださって、
嬉しかったです。

東京に居たときは、
二ヶ月に一度くらいのペースで山下先生の講演会にお邪魔できていたけれど、
こっちに来てからは日本美術が東京より定着していないし、
西洋美術中心なので「くー(涙)」となっていました。

山下先生が本展に携わり、こうして連続講座をもっていただけたことは、
この地で日本美術が広まるきっかけになったと思います。
また、今回連続講座に参加して、
日本美術をこんなに愛してくださっている方がいらっしゃるのだと実感しました。

★☆

第三回目で、最終回となる今回の連続講座では、
・円山応挙展に出品している作品分析
・江戸絵画における円山応挙の立ち位置
・今後の展望
を中心にお話しをされていました。

このブログでは、「円山応挙展」@愛知県美術館のものだけピックアップします。

●会場のこと

会場は暗めになっている。一点一点浮きだつようにライティングしている

●円山応挙

・写生
・デザイン的
・中国絵画の洗礼を取り込んでいる
・注文制作に真摯に取り組んだ
・プロフェッショナルとしての技量をつきつめた

●作品

《雨竹風竹図屏風》@圓光寺
・今後展示されることはないぐらいのものだからぜひ見てほしい

《雪松図屏風》@滋賀県立近代美術館
・屏風自体が発光しているようにみえる
・今までこの作品をみてきて、今回の展示で一番よく見えた(展示の仕方がよかったという意味で)

《白狐図》@個人蔵
・今回の展示の中で一番欲しい作品かもしれない
・眼のところに金
・狐自体が妖気漂う女性みたいな
・個人蔵で今回展覧会に初出品

《三美人図》@徳願寺
・眼の描き方写楽そっくり
・この顔のパーツは写楽の匂いがする

《富士三保図屏風》@千葉市美術館
・挑戦的
・実験的
・富士山は型にはまっている

《郭子儀図襖》@大乗寺
・ここ描かれている筆をもった子供は、円山応挙の肖像画似ている。絵の中に自分を入れていた。子供の風貌が円山応挙っぽい

●落款

「洛陽」「平安」落款
・地方から依頼されたことを示す

★☆

第二回と今回で、
わたしの専門分野の1つである東洋美術、その中でも中国美術と円山応挙の比較についてのお話しがありました。たいへん勉強になりました。

もっともっと時間があればいいのに。
質問したいことあるのに。
というくらい充実した全三回でした。
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by shijimi0522 | 2013-03-19 10:15
御園座演劇図書館と同じ演劇専門の図書館である「松竹大谷図書館」はご存知でしょうか。

松竹という名がついている通り、
松竹株式会社が演劇と映画の専門図書館として設立し、
2011年6月から公益法人として運営されています。

その松竹大谷図書館の閲覧室にて、
つい先日まで御園座に関する展示が開催されていたとのことです。
拝見したかったです。
公益財団法人松竹大谷図書館ニューズレターのNo.180(2013年3月) に詳細が掲載されています。こちら

第31回 松竹大谷図書館所蔵資料展示
「御園座」展
2013年3月1日~3月15日
松竹大谷図書館閲覧室

その他、
松竹大谷図書館の公式HPの「刊行物:公益財団法人松竹大谷図書館ニューズレター(新着資料案内)」は、PDFにて見ることができます。興味のある方はぜひご覧ください。
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by shijimi0522 | 2013-03-17 23:28
先日、山種美術館で開催中の展覧会「琳派から日本画へ-和歌のこころ・絵のこころ-」へ。

久しぶりの山種美術館でしたが、予定が押していて、1時間も滞在できず…。

展覧会は、
掛軸や屏風の作品が多く、
展示ケースに統一感があるため、
同じ視点で作品と対峙することができる。
ただ、展示ケースのガラスが反射してしまうのが残念でした。

今回の目的は、
わたしの学生時代の研究と絡んでいた、
酒井抱一の《秋草鶉図》を拝見することでした。
この作品は、重要美術品として指定されており、ここ近年では、2-3年に一度出品されていると記憶していますが、展示期間が短いので、拝見したことがない方も多いかもしれませんね。
作品と対峙して、
・コンパクトの世界に、鑑賞する側を誘導するようにモチーフを配置している
・飛んでいる鶉の羽根の内側まで精緻に描いている
・鶉の名手として有名な土佐光起と筆致は似ているが、酒井抱一の作品には秋草と鶉がお互いに遊んでいるようなドキドキ感がある
などを感じました。
土佐光起の鶉の作品と展示するとどういう風に見えるのかな。

展覧会のあとは、1階のカフェで和菓子とサイダーをいただきました♡
幸せー。
和菓子教室に通っているので、美味しい和菓子に出会うと、どうやったら作れるのかを考えてしまいます。
山種美術館にお邪魔すると、必ず和菓子を食べたくなる。
次回お邪魔するときを楽しみしてます!
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by shijimi0522 | 2013-03-11 00:14
2013年1月から、山下先生の3か月連続月イチ講座「円山応挙」@中日文化センターを受講しております。

なぜ、円山応挙…?
そうです、3月1日から愛知県美術館で開催する展覧会「円山応挙展」があるのです。
展覧会の公式サイトはこちら
出品作品リストはこちら
山下先生は、この展覧会の企画協力として携わっておられます。

現在までに連続講座の2回分は終了し、
残り1回となりました。

すっかりブログに書くのを忘れていましたので、
メモ程度になってしまいますが、
第一回の連続講座(2013.1.19)のことについて書くことができたらいいなと思います。

★☆

第一回の連続講座(2013.1.19)の内容のごく一部

円山応挙
・応挙は本当に素晴らしい実力者
・応挙に対する盛り上がりは今ひとつ
・応挙を知るには大乗寺を訪ねてほしい
・応挙は、図面をみただけで、頭にイメージでき、描くことができる

大乗寺
・通称「応挙寺」
・初めて大乗寺に行ったのは20歳そこそこ。もう10回ぐらい訪ねている
・応挙の銅像あり
・障壁画の配置が江戸時代のものがそのまま

長沢蘆雪
・応挙の弟子
・応挙にはない躍動感
・魚印の落款
・筆さばきが応挙よりもはやい

応挙と若冲
・応挙→謙虚さ
・若冲→仏にみせるために描いている。人間界こえている。
・応挙は若冲より後に生まれ、先に死んでいる

江戸時代 18世紀京都
・日本絵画史のピークだとおもう

若冲
・フラットだけど緻密

★☆

わたしは、学生時代、日本美術の授業で、円山応挙のことを学びましたが、
それはどれも「写生」で片付けられていました。
その当時のわたしは、「応挙を語る上で写生以外の言葉ないの??」と怒り心頭だった記憶があります。自分自身では、「写生」以外の言葉をみつけることができなかったです。
今回の第一回の連続講座で、山下先生の、
「これまで、応挙=写生というくくりで語られることが多かったですが、応挙を「写生」の一語で語り尽くすことができない」という言葉に、ぐっときました。なんだかぽかぽかした気持ちになりました。

また、山下先生の、
「応挙の作品がなぜ1点だけ国宝なのかがわからない」という言葉に、もっと国宝の作品があるイメージだったので驚きました。なぜなのだろう。

今回の展覧会で、
応挙の新たな一面と、
作品と対峙する楽しさと、
愛知県内で日本美術の展覧会を開催できる喜びを
感じながら、多くの方に足を運んでほしいなと思います。

では、第二回の連続講座はそのうち…たぶん。
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by shijimi0522 | 2013-02-28 00:46
ご無沙汰しております。

先日、国立国会図書館関西館へ行ってきました。

目的は、
・現在開催中の展示を拝見すること
・文献調査のため
でした。

今回ブログでは、国立国会図書館の展示について、書きたいと思います。

☆★

国立国会図書館は、東京(本館、国際子ども図書館)や京都(関西館)にあり、
それぞれ、年に3-4回は展示を開催してます。
国立国会図書館へ足を運んだことがあっても、
展示の存在を知らない方は多いかもしれませんね。
過去の展示はこちら
国立国会図書館の展示は、展示名はありきたりでも、マニアックで貴重な展示物がさりげなく出品されていることが多く、展示解説やポスターに力を入れているので、展示をみた人もみれなかった人も、展示のWEBページはチェックしてほしいです。ポスターや展示資料解説がダウンロードできます。美術館の展覧会出品リストも、このくらい見やすくて、わくわくする感じだとうれしいのになぁと、いつも思います。

☆★

現在、国立国会図書館関西館では、
第13回小展示として、
「花ひらく少女歌劇の世界」展を開催中です。
WEBサイトはこちら

拝見する前の印象として、
今回の展示内容が、わたしにとって馴染みのない、興味をもったこともなかったので、
どう対峙したらいいのかわからないと思っていました。
ポスターのビビッドさから、展示を担当した図書館員の想いを強く感じたので、少しでもなにか感じ取れたらいいなと思い、関西館へ足を運びました。

・キャプションのデザインがかわいい
・ただ展示物をみて、終わりではなくて、国立国会図書館が力を入れているデジタル化につなげようとしている。キャプションのところに「デジタル化」というマークがあり、原本の内容をもっとみたいと思ったら、館内でその資料のデジタル化されたものをみるor自宅でインターネットでみることができるように流れが出来ている。
・図書館で展示をみることに慣れていない人にとっては、どう対峙すればいいのか迷う内容なので、もう少し解説パネルとか目印とかあると面白くなるのかな
・展示を担当した図書館員に直接お会いしたい!なぜこの展示を企画したのか…
など、さまざまなことを思いました。

興味のなかったわたしでしたが、
気になる展示物があり、
帰宅したら、早速インターネットで調べていました。

展示資料解説のリーフレットが、展示のところに置いてあり、自由に持ち帰れるので、
展示会場で、気になる展示物をリーフレットに書き込む→家でインターネットで調べる
というのができるので、うれしいですよね。

こういう展示が増えるといいな。
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by shijimi0522 | 2013-02-28 00:01
わたしがこどものときから通っている御園座。

御園座が経営危機だということは、数年前からこの地域では知らない人がいないくらい有名でした。わたしたちにできることは限られているけど、いつもよりもっと足運ぶことでなにか変わるのではないかと思った方もいたはず。

そんな中、先日、新聞インターネットニュース大きく報じられました「演劇界の宝 散逸か 老舗劇場「御園座」、図書館閉鎖へ」 を見て、さらに衝撃が。

「御園座に図書館あったの??」

御園座としては、演劇を行なう場としてだけではなく、御園座で行なった演目台本や演劇関係の資料を収集し、それをオープン提供することで、もっと多くの人に演劇に興味をもってもらいたいということから、図書館を開いたと思う。
しかし、御園座に図書館があることは、友の会の人や、研究者ではない限り、ほとんど知らないのではないだろうか。
わたしにとって、このニュースは信じられないくらい衝撃で、
なぜ一般の方々に知られていなかったのか、
なぜ多くの人に活用されなかったのか、
なぜ自分が知らなかったのか、
など疑問がいっぱい残り、閉館してしまうことに悲しさを感じました。

このまま、閉館しちゃうのは嫌!!と思い、先日行って来ました。

☆★

御園座の地下2階、エレベーターを降りて、薄暗い通路を抜けたところに図書館があります。
図書館の広さは、企業図書館より小さいぐらい、30畳ぐらいかな。

☆紙の目録カード
紙の目録カードが入っているケースがいくか置いてありました。
中の目録カードをみてみると、どれも歴史を感じさせます。
このカードを分析してみると、面白いかもしれない。

☆雑誌ラック
雑誌のラックは、少し角度をつけて収納するようになっています。
表紙で判断できないし、規格外の雑誌を収納するのは無理だろうな。

☆図書分類
図書分類は「演劇図書」と「一般図書」があります。

☆「一般図書」
一般図書が充実している。
芸術でいうと、日本美術が多く、浮世絵や歌舞伎、絵巻物に関するものが多い。愛知県内だと、名古屋大学に行けば、ギリギリあるような芸術関係の本もあるので、愛知県内の人で芸術関係、特に演劇を題材にした作品に関する図書を探しているなら、おすすめしたい。

☆「演劇図書」
T0 演劇総記
T1

D0 戯曲総記
D1

F0 小説総記
F1

M0 邦楽総記
M1

というように。

☆★

せっかく、図書館に足を運んだので、御園座演劇図書館の歴史を調べました。

「御園座演劇図書館ーその誕生と足跡」『御園座百年史』平成11年 御園座 P659-668によると、
昭和43年12月 演劇資料室の設立準備委員会の発足
昭和44年1月13日 専任者5人を決定した上、金城学院大学・藤野義雄教授を顧問に迎え、階に仮事務所を設置して業務を開始
昭和48年8月 再建10周年を記念して名称を「御園座演劇図書室」と変更し、一般にも公開
昭和51年1月 創立80周年を迎えて、「御園座演劇図書館」と改称
昭和54年5月1日 藤野義雄顧問図書館長に就任

とあります。藤野義雄先生が、御園座図書館に与えた影響は大きく、御園座演劇図書館が発行している『演劇』には、頻繁に藤野先生の文章が掲載されています。これから時間をかけて、藤野先生のことを調べてみたいと思います。

また、御園座演劇図書館では、友の会のみなさまに対してだと思いますが、ニュースレターを発行していたようです。『演劇図書館通信』というもの。
内容は、
・最新情報
・百年前の御園座は
・ブックス
などとあり、この『演劇図書館通信』は、隔月発行で、4ページという短いものですが、内容をみると、「百年前の御園座は」というものは大変興味深く、この図書館ならではの内容だと思います。

☆★

この図書館が閉館した後のことはまだ未定だと思いますが、
実際に足を運んで感じたことがいくつかある。
御園座演劇図書館なりに、愛知のシンボルである御園座として、演劇専門の図書館として、図書館としての役割を担い、演劇に関することを発信してきたと思う。
しかし、一般市民にはその想いは届かず、友の会の方々と、演劇の研究者、御園座に関わる関係者にか役割や魅力が伝わっていなかったのではないだろうか。
御園座を利用する人々に、演劇を観劇するだけではなくて、演劇の台本やそれにまつわる歴史、演劇の題材になった資料について関心をもってもらうまでにはいかなかったのかな。
図書館として、本当の意味での役割は果たせていたのだろうか。
一般市民のみなさまに愛されていたり、想いが伝わっていたり、利用する人がある程度いたら、今回のニュースが出たときにもっといろんな方々が動いているはずである。わたしが知らないだけで、動いているのかな?
図書館としての規模はほんとうに小さいけれど、ここには貴重な図書と歴史がつまっている。
この図書館が所蔵している資料を散逸してしまうことは絶対避けたい。

今は、こういう言葉しか見つからないけれど、これから御園座演劇図書館についてしっかりと調査をしていきたいと思う。
このまま閉館してしまうのは、あまりにも寂しいから。
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by shijimi0522 | 2013-01-23 23:02
今年一年、大変お世話になりました。
ありがとうございます。

わたしにとってこの1年間は、
今まで生きてきて、
一番不安で、
一番いろんな世代のみなさまにお会い出来て、
一番「普通」を実感して、
一番泣いて、
一番「一日」を大切にして、
一番「愛知」について考えて、来年に行動に移すために努力して、
一番同世代の友人の存在に感謝して、
一番日本語の文献を読む一年で、
などを感じた1年でした。

1年間かかげてきた目標は全て叶えることはできなかったので、
2013年はもっともっとがんばっていきたいと思います。

2013年は、
仲良しさんとプロジェクトが待っていたり、
2012年最後に出会った友人と目標に向かってがんばっていったり、
研究会で発表したい!!と思っていたり、
東京や関西に一日でも多く行きたいと思ったり、
楽しいことばかり!!!

来年も、みなさまに迷惑かけてしまうかもしれませんが、
どうぞよろしくお願いいたします。

2012年、ありがとうございました!!
感謝。
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by shijimi0522 | 2012-12-31 23:23
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