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【山種美術館】琳派から日本画へ-和歌のこころ・絵のこころ-

先日、山種美術館で開催中の展覧会「琳派から日本画へ-和歌のこころ・絵のこころ-」へ。

久しぶりの山種美術館でしたが、予定が押していて、1時間も滞在できず…。

展覧会は、
掛軸や屏風の作品が多く、
展示ケースに統一感があるため、
同じ視点で作品と対峙することができる。
ただ、展示ケースのガラスが反射してしまうのが残念でした。

今回の目的は、
わたしの学生時代の研究と絡んでいた、
酒井抱一の《秋草鶉図》を拝見することでした。
この作品は、重要美術品として指定されており、ここ近年では、2-3年に一度出品されていると記憶していますが、展示期間が短いので、拝見したことがない方も多いかもしれませんね。
作品と対峙して、
・コンパクトの世界に、鑑賞する側を誘導するようにモチーフを配置している
・飛んでいる鶉の羽根の内側まで精緻に描いている
・鶉の名手として有名な土佐光起と筆致は似ているが、酒井抱一の作品には秋草と鶉がお互いに遊んでいるようなドキドキ感がある
などを感じました。
土佐光起の鶉の作品と展示するとどういう風に見えるのかな。

展覧会のあとは、1階のカフェで和菓子とサイダーをいただきました♡
幸せー。
和菓子教室に通っているので、美味しい和菓子に出会うと、どうやったら作れるのかを考えてしまいます。
山種美術館にお邪魔すると、必ず和菓子を食べたくなる。
次回お邪魔するときを楽しみしてます!
【山種美術館】琳派から日本画へ-和歌のこころ・絵のこころ-_e0271215_0115433.jpg
by shijimi0522 | 2013-03-11 00:14
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